2022年5月の世界半導体市場は前年比18%増の518億2000万ドルで過去最高更新
2022年7月5日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2022年4月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2022年5月の世界半導体売上は、前年同月比18%増、前月比約1.8%増の512億2000万ドルで単月売上記録を2ヶ月連続で更新した。世界半導体売上の単月売上が前年同時期の実績を上回るのはこれで28ヶ月連続。2022年4月まで13ヶ月連続で単月売上が前年比20%以上増加していたが、この5月は18%増に留まった。
2022年5月の世界半導体売上を地域別にみると、先月に続いて北米市場の成長率が前年比36.9%増と突出した力強さを見せた。その他市場の中では日本市場が最も成長率が高く前年比19.8%増だった。
日本市場の売上を円ベースで換算すると前月比約6%増、前年比約41.4%増の約5,322億円。日本市場の売上が前年同月比プラス成長となるのはこれで18か月連続。とくにここ数ヶ月は円安の影響で大幅な売上増が続いている。