世界のファウンドリ市場は3年連続で20%以上の成長を続ける
2022年3月8日、IC Insightsのレポート:
半導体業界の調査会社IC Insightsによると、専業およびIDMを含む世界の半導体ファウンドリ事業の売上は、2020年は前年比21%増、2021年は前年比26%増という実績に続いて、2022年は前年比20%増となる見通しで、2002年から2004年までの3年間以来の3年連続20%以上の成長継続となる。
2021年ファウンドリ売上トップ12社のうち9社はアジア太平洋地域が本拠地の会社で、うち中国企業の市場シェアは前年比0.9%増の8.9%で過去最高のシェアを獲得した2006年の11.4%よりも少ない。中国最大のファウンドリSMICが米国のエンティティリストに加えられたことなどから、IC Insightsは2026年まで中国企業のシェアはさほど伸びないと予測している。