今年の半導体業界の設備投資は前年比24%増の1900億ドル超で過去最高
2022年3月1日、IC Insightsのレポート:
半導体業界の調査会社IC Insightsによると、今年の半導体業界の設備投資額は前年比24%増の1,904億ドルに到達する見通し。この投資額は業界過去最高で3年前の2019年と比較すると86%増となる。2020年、2021年と2年連続で前年比2桁増を達成しているが、3年連続で前年比2桁増となるのは1993-1995年以来。
※画像はIC Insightsのデータ
2022年の設備投資額が前年比40%以上増える企業は計13社で、これら13社で前年比52%増の918億ドルを支出する見通し。13社の中にはメモリ大手3社は含まれていないが、ファウンドリ大手3社やアナログICベンダの上位各社が含まれている。これらの半導体ベンダの大多数は現在の需要の急増に対応しているが、今後数年間でパンデミック前のレベルに近い投資に戻る可能性がある。