AMD、NXP、Analog Devicesの3社が今年売上100億ドルを突破する
2021年12月20日、IC Insightsの記事:
調査会社IC Insightsによると、今年半導体の売上が100億ドルを超える企業は計17社。AMD、NXP、Analog Devicesの3社が半導体メガサプライヤーの仲間入りを果たす。
AMDは前年比65%増という驚異的な売上増で今年の売上は161億ドルを超える見通し。NXPは前年比28%増の107億ドルに到達。Analog Devicesは今年買収したMaximの売上も加算して前年比24%増の101億ドルとなる見通しだ。
半導体メガサプライヤー17社の内訳を見ると、米国企業が9社、欧州企業が3社、韓国および台湾企業が各2社、日本企業が1社となっている。
AMDに次いで成長率が高いのは台湾MediaTekで前年比60%増の175億ドル、NVIDIAも前年比57%増の230億ドルと大きく売上を伸ばしそうだ。
半導体メガサプライヤーの中で唯一マイナス成長となりそうなのは王者Intelで売上予測は前年比1%減の755億ドル。2021年の半導体ベンダ売上トップはSamsungで830億ドルと予測されている。(ファウンドリ売上含む)