BrainChip、エッジAI向けニューロモーフィック・プロセッサ「Akida™AKD1000」の量産を開始
2021年4月13日、ニューロモーフィック・チップを手掛けるBrainChipは、エッジAI向けプロセッサ「Akida™AKD1000」の量産開始を発表した。
BrainChipは当初2020年のチップ量産を計画していたが、ESのテストを経て「AKD1000」をエンハンスしオリジナルのデザインよりも更に低消費電力の動作モードを追加したとしている。
「AKD1000」のインプリメント(RTL以降の実装)は、パートナーのSocionextが行いTSMCへリリースしており、今年8月頃から供給が開始される予定。
BrainChipの「Akida」は、超低遅延、超低消費電力をうりにしており、Socionextのマルチコア・プロセッサ「SynQuacer」と組み合わせた動画/画像解析ソリューションもあるようだ。Socionextは「Akida」の販売についても協力する。