2021年1月の世界半導体市場は前年比13.2%増の400億ドル、1月売上としては過去最高
2021年3月1日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2021年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2021年1月の世界半導体売上は、前年同月比約13.2%増、前月比約1%増の400.1億ドルだった。この実績は1月の売上としては過去最高。単月売上が前年同時期を超えるのは12ヶ月連続となる。
2021年1月の世界半導体売上を地域別にみると、全ての地域で売上前年比増を達成。成長率では北米、中国、アジアその他地域がいずれも前年比2ケタ増と好調だった。
日本市場は12月を上回る成長率で前年比9.6%増と好調を維持した。売上を円ベースで換算すると前月比約0.8%減、前年比約4%増の約3,400億円となる。日本市場の売上が前年同月比プラス成長となるのは3か月連続となる。