ソシオネクストがSynopsysのDesignWare HBM2E IPを採用、5nm高性能SoC向けに
2021年1月12日、ソシオネクストとSynopsysの両社は、SynopsysのDesignWare® IPの活用に関する協業の拡大を発表した。
発表によるとソシオネクストは、5nmプロセスをターゲットとした高性能なAIエンジンならびにアクセラレータの開発に向けて、SynopsysのesignWare HBM2E IPを採用。メモリ処理能力の大幅な向上を目指す。
SynopsysのDesignWare HBM2/HBM2E IPは、シリコン実証済みのHBMおよびDDR4 IPに基づいており、既に25件以上の量産SoCに利用された実績を持つ。HBM2E IPを利用することで、DDR4 IPの12倍の帯域幅、10倍の電力効率が実現できるという。
なおソシオネクストは、DesignWare® IPの活用に関するSynopsysとの協業の一環として、HBM3メモリの活用においても協業していることを明らかにしている。