2020年11月の世界半導体市場は前年比7%増の394億ドル、10ヶ月連続で前年比増
2021年1月4日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2020年11月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2020年11月の世界半導体売上は、前年同月比約7%増、前月比約1.1%増の394.1億ドルで先月に続いて2020年の単月売上の記録を更新。これで単月売上が前年同時期を超えるのは10ヶ月連続となる。
2020年11月の世界半導体売上を地域別にみると、北米市場が依然好調を維持しており前年比12.5%増の売上を記録。北米市場の売上が前年同月比で2桁のプラス成長となるのは11ヶ月連続。北米市場に続いて中国、アジアその他地域がともに前年同月比6.5%増と売上を堅調に伸ばしている。
日本市場は久しぶりに前年同月比で5%のプラス成長を達成。前月比では5.2%増の32.8億ドルで、売上を円ベースで換算すると前月比約4.4%増、前年比約1%増の約3,425億円となる。日本市場の売上が前年同月比プラス成長となるのは、2020年2月以来となる。