東芝情報システムがBlue Pearlの「Visual Verification Suite」を採用
2020年9月30日、RTL静的解析ツールを手掛けるBlue Pearl Softwareは、東芝情報システムによる採用事例を発表した。
発表によると東芝情報システムは、FPGAおよびASIC開発の生産性と品質向上に向けてBlue Pearlの「Visual Verification™ Suite」を採用。同検証スイートは、Blue Pearlの提供する以下のツールで構成される包括的な環境で、クロッキングの整合性と共にRTLコードとSDCの品質を保証することにより、RTLシミュレーションを補完する。
【Visual Verification™ Suiteの構成ツール】
・HDLCreator™ スマート・エディター
・Analyze RTL™ 静的RTL解析ツール
・Clock Domain Crossing analysis CDC解析ツール
・SDC生成ツール
・管理ダッシュボード
Blue Pearlによると「Visual Verification™ Suite」は、代替えツールよりも高速に実行することが可能。QoRの向上、リスクの低減と同時に開発時間の短縮に貢献するとしている。
今回「Visual Verification™ Suite」を採用した東芝情報システムは、日本とベトナムの両拠点で検証スイートを活用し開発プロセスの合理化を目指すという。