AIチップ・ベンチャーのHailo、エッジデバイスに挿して使えるAIアクセラレーション・モジュールを発表
2020年9月30日、イスラエルのAIチップ・ベンチャーHailo Technologiesは、AIアクセラレーション・モジュール「Hailo-8 M.2およびMiniPCIe AI module」を発表した。
「Hailo-8 M.2およびMiniPCIe AI module」はHailoのAIプロセッサ「Hailo-8」を搭載するAIアプリケーション用のアクセラレータ・モジュールで、PCIe Gen-3.0 4-laneのインタフェースを備えており、M.2ソケットを備えたエッジ・デバイスに挿して利用することが可能。
Hailoによると「Hailo-8」の演算性能は26TOPS、電力効率は3TOPS/Wで、一般的なニューラルネットワークを用いたベンチマークでは、Intel「Myriad-X」の約26倍、Google「Edge TPU」の約13倍のパフォーマンスを叩き出しているという。
「Hailo-8 M.2 module」は、既にパートナーであるFoxconnのエッジAIサーバー「BOXiedge」に組み込まれているほか、複数の顧客によって利用されているという。
なおHailoは、先日日本法人の設立をアナウンスしたばかり。