NSITEXEがシミュレーション用にImperasのRISC-Vリファレンスモデル(ベクトル拡張対応)を採用
2020年9月24日、バーチャル・プロトタイピング・ソリューションを手掛ける英Imperasは、日本のIPベンダNSITEXEによる採用事例を発表した。
発表によるとNSITEXEは、自社で開発している次世代のRISC-Vベース・プロセッサの検証用にImperasのRISC-Vリファレンスモデルを採用。ImperasのリファレンスモデルはRISC-Vのベクトル拡張をサポートしており、検証スイートにはベクトル拡張のコンプライアンス・テスト用のテストケースが含まれている。これらの条件・精度がNSITEXEのニーズにマッチしたようだ。
Imperasのプロセッサ・モデルは仮想プラットフォームでの検証に利用するもので、ImperasはRISC-Vモデルの供給に力を注ぐと同時に、Chips Alliance, OpenHW Groupなど各種オープンソース推進団体に積極的に参画している。
なお、Imperasの製品はイーソルトリニティが代理店として販売している。