Synopsys売上報告、2020会計年度Q3前年比約13%増の売上9億6410万ドルで過去最高
2020年8月19日、Synopsysは、2020会計年度第3四半期(20年5-7月)の四半期決算を報告した。
発表によるとSynopsysの2020会計年度Q3の売上は、前年同時期比約13%増、前Q2比約11.9%増の9億6410万ドルで四半期売上としては過去最高、営業利益は前年比約153%増の2億5290万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)。
今回発表されたQ3売上額はQ2売上報告時の予想を大きく上回るもので、四半期売上が9億ドルを超えるのは初めて。四半期売上記録の更新はQ2に続いて2四半期連続となる。Synopsysの会長Aart de Geus氏のコメントによると、このQ3は全ての製品グループで2桁成長を達成し、全ての地域で売上を伸ばしたという。
SynopsysはこのQ3において、USB4.0 IPを新製品として発表したほか、半導体テストおよび製造向けのビッグデータ解析ソリューションを手掛けるQualtera社の買収を発表している。
Synopsysは次期Q4の売上を10億-10億300万ドル、2020年度売上を36億6000-9000万ドルと予測している。