Wave Computingは破産手続きを経て会社の立て直しを目指す
2020年4月28日、Wave Computingは、米破産法第11章に基づく破産手続きを開始したことを発表した。
同社の破産手続きについては先行して噂が飛び交っていたが噂通りの結果となった。
しかしWave Computingの破産手続きは負債を再構築し企業を再編する前向きなもので、既にDIPファイナンスと呼ばれる融資により運転資金2790万ドルを確保。それにより事業活動は継続されるという。
Wave Computingは新たな役員を受け入れ事業の立て直しを図るとしているが、社員200人以上という事業規模を維持するのは困難と思われ、買収によって子会社となっているMIPS Technologiesが今後どうなるかも定かではない。