TSMCがAppleに次ぐ大手顧客Huaweiからの受注をストップ
2020年5月18日、ElectronicsWeekly.comの記事:
TSMCは米国政府の中国Huaweiに対する禁輸措置の強化を受けてHuaweiからの新規受注を停止した。
米国政府は、米国製の半導体製品、米国製の半導体製造装置で作られた半導体製品、米国製のEDAを使用して設計した半導体製品について、Huaweiへの輸出を禁止している。
TSMCは米国政府の決定前に受注した製品は出荷できるが、9月中旬以降は出荷が終了する見通し。
Huaweiは、TSMCの売上の15〜20%を占めるAppleに次ぐTSMCの2番目に大きなクライアント。
Huaweiは米国政府の禁止措置の前に、STMicro electronicsと半導体製品の共同設計および共同生産契約を結んでおり、STを利用した米国技術へのアクセス禁止の回避策と見られていた。