ICユニットの出荷数が2年連続減少するという史上初の事態になる予測
2020年4月22日、IC Insightsのレポート:
半導体関連を専門とする市場調査会社IC Insightsの予測によると、今年の世界半導体市場におけるICユニットの出荷数は前年比マイナス3%となる見通し。昨年のICユニット出荷数は前年比マイナス6%であり、2年連続でマイナスとなるのは史上初だという。
そもそもICユニット出荷数が減少した年は2019年を含めて過去5回しかなく、2013年から2018年にかけては順調に出荷数が増加していた。出荷数が減少した過去5回のうち2019年を除く4回は、その翌年に出荷数がプラスに転じている。
※画像はIC Insights Web上のデータ
同記事では出荷数減少予測の根拠については特に触れていないが、新型コロナウイルスによる世界経済への影響が考慮されていることは間違い無いだろう。