SynopsysのIPライセンスの売上額がArmを上回る
2020年3月25日、eenewsanalogの記事:
市場アナリストのIPnestによると2019年のIPライセンス売上額においてSynopsysの実績が業界首位のArmを上回った。
2019年のIPライセンス売上におけるSynopsysのシェアは29.3%で首位。2位Armは25.2%、3位Cadenceは7.8%。
ロイヤリティも含めた市場シェアではArmが40.8%で首位。2位Synopsysは18.2%, 3位Cadenceは5.9%。
ARMはかつてIP市場の50%を占めていたが、2018年44.7%, 2019年40.8%と徐々にシェアを減らしている。これは、RISC-Vなど競合製品の登場ではなく、プロセッサ以外のIPの需要が高まっているためとIPnestは指摘する。
Synopsysの2019年のIP売上は前年比13.8%増、CadenceのIP売上は前年比22.9%増となっている。