AIチップ・スタートアップSambaNovaが資金調達Cラウンドで2億5000万ドル調達
2020年2月25日、シリコンバレーのAIチップ・スタートアップSambaNova Systemsは、資金調達Cラウンドで2億5000万ドルを調達したことを発表した。
発表によると今回の投資ラウンドを主導したのは世界的な資産運用会社BlackRockで、既存投資家のGoogle Ventures, Intel Capital, Walden Internationalらがこれに続いた。ちなみにWalden InternationalのチェアマンはCadenceのCEO Lip-Bu Tan氏である。
今回SambaNovaが集めた投資額は2億5000万ドルで、Aラウンドの5600万ドル、Bラウンドの1億5000万ドルを合わせると、同社の累計調達額は4億5600万ドルとなる。
SambaNova SystemsのAIチップは、独自の機械学習アルゴリズムとソフトウェア定義型の再構成可能なハードウェアを組み合わせたコンピューティング・プラットフォームで、アプリケーションに最適化されたハードウェア構成でAI処理を実行できるとされている。