2019年9月の世界半導体市場は前年比14.6%減の355.7億ドル、今年に入って最高額
2019年11月1日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2019年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると2019年9月の世界半導体売上は、前年同月比14.6%減、前月比3.4%増の355.7億ドルという結果だった。この売上高は8月実績を抜いて今年1月以降で最高額。一方で売上実績の前年割れは2018年11月以降11ヶ月連続。7月、8月、9月と3ヶ月連続で2017年の売上水準を下回っている。
2019年9月の売上を地域別で見ると全ての地域で前年実績は割り込んだが、8月実績は上回った。四半期売り上げを見てもQ3実績(7-9月)はQ2実績(4-6月)を8.2%上回り計1,067億ドルに達した。
日本市場の9月の売上は前月比1.2%増、前年比10%減の30.6億ドルで、売上を円ベースで換算すると前月比0.8%減、前年比約13.6%減の約3,289億円となる。