RISC-VベースIP大手の米SiFiveが組込みソフト開発のDTSインサイトと代理店契約
2019年9月25日、各種組込みソフト開発ソリューションを手がけるDTSインサイト(旧横河デジタルコンピュータ)は、RISC-VベースのIPを手がける米SiFive社とのパートナーシップ契約を発表した。
発表によるとDTSインサイトはSiFiveとのパートナーシップ契約により、日本国内における唯一の販売代理店として、SiFiveのRISC-VベースIP及び専用開発ツールの販売を行う。
SiFiveは既に世界7ヶ国に12の拠点を持ち自社IPの拡販を進めており、そのチップ化実績は300を超える。基本的にはクラウドベースの環境を通じて顧客のニーズに応じたカスタムコアを提供するビジネス形態をとっているが、各拠点ではCPUコアの提供と合わせてチップ開発全体の顧客サポートを行っている。
DTSインサイトは既に新規事業としてLSI設計サービスの開始を表明しており、代理店としてSiFive製品を販売するだけでなく、SiFiveのIPを用いたチップ開発を包括的にサポートしていく予定。
※DTSインサイトのSiFiveビジネスについては、後日別途レポート記事を掲載します。