中国のファブレスFPGAベンダGOWINがエッジAI推論アクセラレータ「GoAI」を発表
2019年9月18日、中国のファブレスFPGAベンダGowin Semiconductorは、自社FPGAを用いたAIアクセラレーション・ソリューション「GoAI」を発表した。
発表によるとGOWINの「GoAI」は、エッジのAI推論処理のアクセラレーションをターゲットにしたソリューションで、標準的なMCUによる処理と比較して78倍のパフォーマンスを提供可能とうたっている。
パフォーマンスと合わせてGOWINが強調するのはその容易な開発フローで、CaffeおよびARM CMSIS-NNフレームワークとGOWINの独自のインプリツールを接続することで、トレーニング済みの推論モデルを簡単にGOWIN FPGA内のマイクロコントローラー(Arm Cortex-M3)でテストし、FPGAファブリックを用いて高速化することが可能。「GoAI」のアクセラレータには、アクセラレータ制御用のAHBインターフェイス、MIPI CSI-2カメラやI2Sマイクなどを接続するための各種インターフェイスが備えられているという。
GOWINは発表した「GoAI」のデモを10/8からサンノゼで開催されるARM Techcon 2019で披露する予定。