SiFiveがRISC-VベースのAI向け7nm SoCプラットフォームをテープアウト
2019年4月11日、オープンソースのISA「RISC-V」ベースのプロセッサIPを手掛ける米SiFiveは、7nm対応のSoCプラットフォームのテープアウトを発表した。
「Freedom Revolution AI SoC Platform」と呼ばれるSiFiveの7nm向けSoCプラットフォームは、既存の16nmプラットフォームのアップグレード版で、vector extensionを備えた同社の64bitRISC-Vコア「U7」および「S7」をベースとした高性能プロセッサを核に下記の各種コンポーネントで構成される。
・キャッシュコヒーレント・ファブリック「TileLink」
・3.2Gb/s HBM2 controller&PHY
・2GHz TCAM(Ternary Content-Addressable Memory)IP ※パートナー製
・LVDSインタフェース
・PCIe5 SerDes, 56/112G SerDes
・セキュリティIP ※パートナー製
今回SiFiveがテープアウトを発表したカスタマイズ可能な7nm SoCプラットフォームは、AI、ネットワーキング、およびその他の高性能アプリケーションを主なターゲットとしているという。
※画像は現行の16nm向けの「Freedom Revolution Platform」のブロック図