Cadenceの配置配線ツール「Innovus」がSamsung最新のGAAFET技術に対応
2019年4月1日、Cadenceは同社のツールがSamsung Foundry最新のGAA(gate-all-around)FET技術に対応した事を発表した。
プレスリリース
発表によると、Cadenceの配置配線ツール「Innovus™」と寄生抽出ツール「Quantus™」がSamsung最新のGAAFET技術に対応し、EUVを使いたGAAFETプロセス開発向けのテストチップのテープアウトを成功させた。Synopsysは一足早く同種の発表を行なっている。(関連ニュース)
なお、話は少し逸れるが、同じく4月1日にEDA業界のWebメディア「DeepChip」に興味深い記事が掲載された。
どうやらCadenceは大口顧客Intelから大型契約を獲得した模様。
その契約額は年間1億ドル以上の3年契約で配置配線ツール、論理シミュレータ、エミュレーション・システムが対象との憶測もあるようだが、実際に大口顧客がIntelかどうかは定かではない。