マイナス成長という見立てが増えてきた2019年世界半導体市場の予測
2019年3月25日、Electronics Weekley.comの記事:
コンサルティング会社Semiconductor Intelligenceによると、今年の世界半導体市場は前年比10%減のマイナス成長となる見通し。
価格の下落と需要の後退が進むメモリを除いても前年比2%減のマイナス成長になると同社は予測している。
Semiconductor Intelligenceによると、大手半導体ベンダの2019年Q1の業績はQualcommとInfineonを除いて軒並み減少する見通し。
特にメモリ大手のSamsung,Micron,SK Hynixは大幅に業績が悪化している。
今年に入って発表された各社各団体による2019年世界半導体市場の予測は以下の通り。
・Morgan Stanley 5%のマイナス成長
・VLSI Research 1%のマイナス成長
・Gartner 2.6%のプラス成長
・IC Insights 1.6%のプラス成長
・WSTS 3%のマイナス成長
・Semiconductor Intelligence 10%のマイナス成長
なお、2020年については現時点で以下のような予測が発表されている。
・VLSI Research 7%のプラス成長
・Gartner 8.1%のプラス成長
・IC Insights 1.9%のマイナス成長
・Semiconductor Intelligence 5-10%のプラス成長