仮想通貨マイニング大手のBitmainが第二世代の7nmマイニングASICを発表
2019年2月18日、仮想通貨マイニング大手のBitmainは、新型のマイニングASIC「BM1397」を発表した。
発表によるとBitmainの新製品「BM1397」は、TSMCの7nm FinFETプロセスで製造される同社2世代目の7nmチップで、Proof of Work (PoW)でSHA256を利用するBitcoin(BTC)やBitcoin Cash(BCH)のマイニングに利用できる。Bitmainによると「BM1397」は初代7nmチップの「BM1391」よりも電力効率が28.6%向上しているという。
仮想通貨のマイニングは対電力コストとの戦いで、性能とともに電力効率をいかに向上させるかがマイニングチップ開発の鍵となっている。詳細は明らかにされていないが、Bitmainは今回の「BM1391」の開発にあたりチップの設計メソドロジを改善したとしている。