CMOSイメージセンサーのブルックマンテクノロジが4.6億円を調達、2021年上場を目指す
2018年12月18日、日本経済新聞の記事:
静岡大学発の半導体ベンチャー、ブルックマンテクノロジが第三者割当増資で4億6000万円を調達した。投資したのは凸版印刷や緑屋電気など。調達した資金は8K放送向けカメラのイメージセンサー開発などに充てられる計画。ブルックマンは同分野で先行しており、既に量産出荷しているCMOSセンサーはフルハイビジョンの16倍の3300万画素で1秒に120コマの撮影が可能。19年度には東京五輪に向けスポーツ撮影に適した毎秒240コマを撮影できるCMOSセンサーのサンプル出荷を開始する。また、ブルックマンは今年から対象物までの距離を瞬時に測定する「ToFイメージセンサー」市場に本格的に参入している。
ブルックマンは2006年2月設立。今回の資金調達を最後に21年3月期決算を基準に東証マザーズなどへの上場を目指す。