Wave Computingが新たなAI対応MIPS CPUのロードマップを発表する
2018年10月31日、MIPSを買収したWave Computingは、同社の新たな戦略としてAI対応のMIPSライセンスとエコシステムの提供を発表した。
Wave Computingの新戦略の詳細は、今週開催される「Linley Fall Processor Conference」で発表される予定。Wave Computingはデータセンター向けのAIチップ「DPU」を開発しているが、同チップを含めたAIシステムのロードマップの更新と合わせてAI対応の新たなMIPSライセンスについて発表する。
Wave Computingによると、同社は独自のAIチップの開発と合わせてSoC向けのMIPS CPUコアの開発にもリソースを費やしており、AI対応CPUの他に車載向けの高度なロックステップ機能を用いたCPUなども開発。エッジAI向けのMIPSエコシステムの拡大にも力を注いでいるという。