AchronixとMicronがマシンラーニング向けに業界唯一のFPGA&GDDR6ジョイントソリューション
2018年11月月12日、メモリ大手Micronは、SoC組み込み型FPGAを手掛けるAchronix社とのジョイントソリューションを発表した。
発表によるとAchronixはSOC組込み型ではないTSMC 7nmプロセスを用いた新型のスタンドアロンFPGAを開発しており、同FPGAがMicronのGDDR6メモリをサポート。現時点でGDDR6をサポートするFPGAはAchronixのFPGAだけで、MicronとAchronixの両社は業界最大のメモリ帯域幅を提供する同ソリューションは、データセンターや自動運転などのマシンラーニング向けに最適であると主張している。
Achronixの次世代FPGAには最大8つのGDDR6メモリ・インタフェースが用意され、メモリ容量8Gbから128Gb、4Tb/s以上のメモリ帯域幅を提供可能。詳細は不明だがAchronixの次世代FPGAは機械学習ワークロードを処理するために最適化されているとの事。また同ソリューションはコスト面でも優れており、HBMなど同等のメモリを備えたFPGAの半分以下のコストで提供できるという事だ。