半導体ファウンドリ産業は向こう5年間平均成長率6.2%で業績を伸ばし続ける
2018年10月8日、DigiTimesの記事:
台湾のDigitimes Researchによると、世界の半導体ファンドリー産業の向こう5年間の平均成長率は6.2%で、2023年には合計売上額が819.4億ドルに到達する見通し。この予測は同社の1年前の予測(2023年までの平均成長率5.0%)を上方修正する内容となる。
業界トップのTSMCは既に7nm FinFETプロセスノードから収益を上げており、同プロセスの売上は今年のTSMCの全売上の10%を占めると見られている。TSMCは既に来年Q1から第2世代の7nm FinFETプロセスの量産始動を計画している。Samsungは2019年Q1より7nmプロセスでの量産を開始する予定。
TSMCをはじめとする業界TOP4ベンダは今後も半導体ウエハの製造キャパシティを拡大する見通しで、そのキャパシティの向こう5年間の平均成長率は6.8%と予測されている。