IntelがインターコネクトIPを手掛けるNetSpeed Systemsを買収
2018年9月10日、IntelはインターコネクトIPを手掛けるNetSpeed Systemsを買収した事を発表した。
NetSpeed Systemsはサンノゼに本拠を置く2011年設立のIPベンダで、インターコネクトを含めたチップのアーキテクチャと物理設計を最適化するAI機能を用いたツール環境を提供している。ユーザーは同ツール環境を用いる事でコンフィギュラブルなインターコネクトを合成できる。
同社はインターコネクトIPを提供するベンダとしては後発といえるが、昨今車載用チップやAIチップなどで採用が相次いでおり、大規模かつ複雑な先端SoC設計の分野で顧客と実績を増やしていた。
Intelは元々NetSpeed Systemsに出資しており、今回の買収によりNetSpeed SystemsはIntelのSilicon Engineering Groupの一部として取り込まれる。