Intel、一部の14nmチップの製造をTSMCに委託-10nmプロセスの遅れが影響
2018年9月11日、DigiTimesの記事:
Intelは、エントリーレベルのデスクトッププロセッサーなど一部の14nmチップの生産をTSMCに委託する計画。TSMCへの委託は今回が初めてではなく、Intelは既にSoFIAシリーズのSoCチップとFPGA製品の製造をTSMCに委託している。自社のFabではサーバー用プロセッサーほか上級製品の生産を優先する。Intelの見立てでは14nmチップの供給はニーズの半分以下に留まっている。次の10nmプロセスへの移行が遅れている中で、14nmチップの製造能力を増強できない状況が外部のFabを頼る原因となっている。当初2016年を予定していた10nmプロセスの始動は2019年Q4まで計画が伸びており、この状況が続くと14nmプロセスはIntel史上最も長いプロセス技術となる。