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AIチップベンチャーのGraphcore、SynopsysのDesign Platformで巨大なAIチップを実現

2018年9月18日、Synopsysは、AIチップベンチャーGraphcoreによる事例を発表した。

プレスリリース

Graphcoreは英国のAIチップベンチャーで、投資家から業界最多レベルの計1.1億ドルを集めている事で有名。IPU(Intelligent Processing Unit)と呼ぶ大量のプロセッサと大容量SRAMから成る、235億トランジスタのSoC「Colossus」を開発している。「Colossus」はサーバー向けのSoCでディープラーニングの学習および推論での利用が想定されており、その演算性能は最大180TOPS(tera operations per second)以上と公称されている。

Graphcoreは、大量のプロセッサにより配置配線の困難な「Colossus」の設計をSynopsysのツール環境を利用する事で成功させた。

AIチップの世界では、EDA環境そしてインターコネクトIPとしてNetSpeed社のソリューションが注目を集めていたが、その技術は先日Intelによって買収された。

※Graphcore
日本シノプシス合同会社

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2018/09/21 )

 

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