韓国SK TelecomがAIアクセラレータとしてXilinxのFPGAを採用-GPU比16倍の電力効率を実現
2018年8月15日、韓国最大の通信キャリアSK Telecomは自社データセンターにXilinxのFPGAを採用した事をXilinxと共同で発表した。
発表によるとSK Telecomは、AIアクセラレータとしてXilinxのFPGA「Kintex UltraScale KCU1500」を採用。自動音声認識アプリケーションの実行にFPGAを利用することにより、GPUでの処理と比較して最大5倍のパフォーマンスを達成。1ワットあたりのパフォーマンスは16倍向上した。
FPGAの配備は、既存のCPUサーバーの空きスロットにFPGAアドインカードを挿入する形で実施。1枚のFPGAカードでサーバの性能が最大5倍になり、大幅なコスト削減を実現したという。