2018年6月の世界半導体市場は前年比20.4%増の393.1億ドルで過去最高
2018年8月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2018年6月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2018年6月の世界半導体売上は前年同月比20.5%増、前月比1.5%増の393.1億ドルで過去最高。先月に続いて単月売上記録を更新した。単月売上が前年実績を上回るのはこれで23ヶ月連続となる。
四半期単位で見ると、2018年Q2(4-6月)の売上合計額は1179億ドルで前年比20.5%増。半年単位で見ると、2018年上半期(1-6月)の売上合計額は2292億ドルで前年比20.4%となっている。
2018年6月の世界半導体市場を地域別の売上で見ると、中国市場が好調を維持しており5月を上回る前年比30.7%増の135.9億ドルで売上高トップ。北米市場も前年比26.7%増の83.4億ドルと好調だった。全世界的に売上水準は昨年を上回っているが、5月以降、はアジアおよびその他地域の売上高が対前年比1ケタ台の伸びに留まっている。
日本市場の売上は前年比14%増、前月比0.3%増の33.9億ドル。売上を円ベースで換算すると前年比約11.8%増の約3697億円で前月比約0.3%減となる。