2018年5月の世界半導体市場は前年比21%増の387.2億ドル、単月売上として過去最高更新
2018年7月2日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2018年5月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2018年5月の世界半導体売上は前年同月比21%増、前月比3%増の387.2億ドルを記録した。同実績は単月売上としては史上最高額で、単月売上が前年実績を上回るのは22ヶ月連続となる。
2018年5月の世界半導体市場を地域別の売上で見ると、売上高トップは中国市場で前年比28.5%増の131.6億ドル。全売上の約34%を占めた。2番手の北米市場は前年比31.6%増の82.4億ドルで全売上の約21%だった。これまでの直近9ヶ月間は全ての地域で前年比2ケタ増の売上を記録していたが、この5月はアジアおよびその他地域が前年比8.7%増と成長率を落とした。
日本市場の売上は前年比14.7%増、前月比2.4%増の33.8億ドル。売上を円ベースで換算すると前年比約12%増の約3708億円で前月比約4.5%増となる。