マルチコア向けソフト開発のSilexicaが資金調達Bラウンドで1800万ドルを調達
2018年6月21日、マルチコア・システム向けのソフトウェア開発ツールを手掛けるSilexicaは、資金調達Bラウンドの成功を発表した。
発表によるとSilexicaは、同社2度目となる資金調達Bラウンドで投資家らから計1800万ドルを調達した。2016年に実施した資金調達Aラウンドの調達額を合わせると同社に対する投資家の出資は計2600万ドルになる。
Silexcaはワールドワイドでマルチコア・システム向けのソフトウェア開発ツールを展開しており、THALES、Huaweiといった大手に加え日本でも富士通やデンソーなどを顧客に持つ。富士通では4G/5G基地局プロジェクトで、デンソーでは車載マルチコアプラットフォームの開発で同社の「SLX Tool Suite」が活用されているようだ。
今回の資金調達によりSilexcaは更なる製品の強化を進めるとの事。同社は昨年車載システム開発に特化した「SLX Automotive Developmentパッケージ」をリリースしている。