【DAC2018】Synopsysが新型エミュレーター「ZeBu Server 4」をリリース
2018年6月18日、Synopsysはエミュレーターの新製品「ZeBu Server 4」のリリースを発表した。
発表によると「ZeBu Server 4」はXilinxの20nm FPGA「Virtex UltraScale VU440」をベースとしたエミュレーターで、競合製品の2倍のエミュレーション性能を誇る。またその所有コストは業界最小で競合製品の半分程度の筐体面積で5倍のローパワー性能を実現する。
Synopsysのエミュレーター「ZeBu」シリーズは、専用プロセッサを用いる他社のエミュレーターと異なるFPGAベースのエミュレーターで、FPGAの進化と共に性能のスケールアップを続けており、ここ数年の急速な販売実績により現在エミュレーター市場でトップシェアを誇っている。
新型の「ZeBu Server 4」に関する詳細は、6月24日からサンフランシスコで開催される第55回Design Automation Cconferenceで披露される予定。Synopsysは6月26日に「SoC Leaders Verify with Synopsys luncheon」を開催し、その場で「ZeBu Server 4」の説明を行う。