Cadence売上報告、2017年Q3売上は前年比8.7%増の4億8500万ドルで4四半期連続で売上記録更新
2017年10月27日、Cadenceは、2017会計年度第3四半期(2017年7-9月)の売上を報告した。
Cadenceの2017年Q3売上は、前年同時期比約8.7%増、前期Q2比約1.2%増の4億8500万ドルで四半期売上記録を更新した。四半期売上記録の更新はこれで4四半期連続となる。Q3の純利益は前年比約25%増の8100万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
Cadenceはこの7-9月に、車載アプリケーション開発における名古屋大学との協業、新型の「Tensilica HiFi 3z」DSPアーキテクチャー、新たなメモリー設計・検証向けソリューション「Legato Memory Solution」、新たな等価性検証ツール「Conformal Smart Logic Equivalence Checker」などを発表。先端プロセス関連の話題としては、TSMCの7nm FinFET Plusプロセスおよび12nm FinFET Compactプロセス向けのツール認証取得や、TSMC 7nm FinFETプロセステクノロジーを使用した初のアクセラレーター向けCCIXのテストチップの開発などを発表している。
Cadenceは、2017会計年度Q4の売上額を4億9000-5億ドルと予測している。