コニカミノルタがMFP向けSoC開発でSynopsysのエミュレーター「ZeBu Server」を採用
2017年6月2日、Synopsysは、コニカミノルタが同社のエミュレーション・システム「ZeBu Server」を採用した事を発表した。
発表によるとコニカミノルタは、MFP向けSoCのハードウェア検証ならびに早期ソフトウェア開発にSynopsysのエミュレーター「ZeBu Server」を活用。同社は古くから「ZeBu」シリーズ製品のユーザーで定期的に最新の「Zebu」環境を導入している。その経験・ノウハウの蓄積によるところが大きいと想像されるが、コニカミノルタでは「ZeBu」を用いてブロック、チップ、マルチチップ・デザインの検証を実行しているほか、ソフトウェア開発においては、「ZeBu」により実チップ完成の数ヶ月前からソフトウェア開発に着手可能となっているという。
なお聞くところによると、Synopsysの「ZeBu」はワールドワイドで順調にユーザーを増やしており、エミュレーター市場においてトップシェアを争う程になっているようだ。
※画像はSynopsys社Web上のデータ