2016年9月6日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2016年7月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2016年7月の世界半導体売上は前年同月比2.8%減、前月比2.6%増の270億8000万ドルだった。売上の前年実績割れはこれで13ヶ月連続となるが、直近の3ヶ月は僅かながら連続して売上を伸ばしている。
2016年7月の世界半導体市場を地域別の売上で見ると、中国市場を除く全ての地域で前年実績割れ。前年比2ケタ減が続いていた北米市場は回復の兆しが見え始めており前年比7.5%減にとどめた。
日本市場の売上はドルベースで前年比1.1%減、円ベースでは前年比約16.6%減で、円ベース換算の売上は約2700億円となっている。