2016年8月17日、Synopsysは、2016会計年度第3四半期(16年5月-7月)の四半期決算を報告した。
発表によると、Synopsysの2016会計年度Q3の売上は、前年同時期比約10.7%増の6億1520万ドル、純利益は前年比約16.8%増の6470万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
Synopsysは前Q2で同社初の売上6億ドルを達成していたが、Q3においても好調な業績を維持し売上記録を更新した。Synopsysはこの活況を受けて今年3億2500万ドルの自社株買いを実施し利益を株主に還元するとしている。
Synopsysはこの5月-7月の間に、旗艦製品「IC Compiler II」のバージョンアップやATPGツールの新製品「TetraMAX® II」を発表。IP製品もARCプロセッサ、PCIe、USB、MIPIなど多数の製品をリリースした。
Synopsysは次の2016会計年度Q4(16年8月-10月)の売上を6億2100-6億3600万ドルと予測している。