Mentor売上報告、16年5月-7月は前年比9.6%減の2億5400万ドル-前年実績割れ続く
2016年8月18日、Mentor Graphicsは、2017会計年度第2四半期(16年5月-7月)の売上を報告した。
発表によると、Mentorの2017会計年度Q2の売上は、前年比約9.6%減の2億5400万ドル、約340万ドルの営業利益を計上した。(※GAAP基準による会計結果)
この業績は前Q1売上報告時の予測値を上回るもので、発表を受けて同社の株価は上昇に転じた。
Mentorは昨年Q3から売上の前年実績割れが続いており今期で4四半期連続。エミュレータ「Veloce」や自動車向けのビジネスは順調のようだが、全体的な業績としては売上減少が続いている。
Mentorは次期2017会計年度Q3(16年8-10月)の売上を3億1000万ドル程度と、前年実績を大きく上回る強気な業績予測している。