2016年4月20日、ARMは、2016会計年度第1四半期(2016年1-3月)の売上を報告した。
ARMの2016年Q1の売上は、前年比約14%増の3億9800万ドル、税引き前の純利益は約前年比約14%増の1億9800万ドルだった。売上額としては前記Q4を下回ったが、依然好調な業績を維持していると言える状況だ。
ARMのQ1売上の内訳を見ると、プロセッサ・ライセンスの売上、プロセッサ・ロイヤリティの売上ともに前年比2ケタの伸びを示した。全売上に対するロイヤリティ売上の占める割合は前Q4よりも増え54%となっている。
Q1におけるプロセッサ・ライセンスの契約数は39件で、最新のARMv8-Aアーキテクチャ・ベースのプロセッサのライセンス契約8件、GPU Maliのライセンス契約2件が含まれている。
2015年Q1で出荷されたARM搭載チップの総数は約41億個で前年よりも約10%増えた。