2015年10月21日、ARMは、2015会計年度第3四半期(2015年7-9月)の売上を報告した。
ARMの2015年Q3の売上は、前年比約17%増、前期比約5.1%増の3億7550万ドル、税引き前の純利益は約1億9830万ドルで英ポンド・ベースでは前年比約27%増だった。
ARMの2015年度の売上累計額は10億8070万ドルで、現在のところうり前年比17%増の伸びを示している。
ARMのQ3売上の内訳を見ると、プロセッサ・ライセンスの売上は前年比2%の微増、プロセッサ・ロイヤリティの売上は前年比約35%増と大きく伸びた。全売上に対しロイヤリティ売上の占める割合は54%となっている。
Q3におけるプロセッサ・ライセンスの契約数は38件で、最新のARMv8-Aアーキテクチャ・ベースのプロセッサのライセンス契約が6件、GPU Maliのライセンス契約が6件含まれている。またプロセッサ・ライセンスとは別に10nm FinFET process向けのPOP IPのライセンス契約が1件あったという。ライエンス契約の内訳は下記の表の通り。
2015年Q3で出荷されたARM搭載チップの総数は約36億個で前年よりも約20%増えた。
※画像はARM発表資料より抜粋