2015年8月20日、Mentor Graphicsは、2016会計年度第2四半期(15年5月-7月)の売上を報告した。
発表によると、Mentorの2016会計年度Q2の売上は、前年比約8%増の2億8110万ドル、営業利益は前年比123%増の3926万ドルだった。この実績は前Q1実績報告時の予測を大きく上回るものでQ2売上としては過去最高の数字だった。(※GAAP基準による会計結果)
売上好調の要因は設計および検証、両ソリューションにおいて強い需要があったためで、エミュレーターはこのQ2で5社の新規顧客を獲得したという。
MentorはこのQ2(5-7月)にEDAソリューションとしてエミュレーター「Veloce」を用いた新たなパワー解析フローを発表したほか、組込み向けソリューションとしてIoT/ウェアラブル・デバイス向けの「Nucleus RTOS」をリリースしている。
Mentorは次期2016会計年度Q3(15年8-10月)の売上を2億9000万ドル程度と予測している。