Cadence売上報告、15年1-3月は前年比約8.4%増の4億1100万ドル
2015年2月4日、Cadenceは、2015会計年度第1四半期(2015年1-3月)の売上を報告した。
Cadenceの2015年Q1売上は、前年同時期比約8.4%増、前期Q4比約2.8%減の4億1100万ドル。純利益は前年比約9%増の3600万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
Cadenceは2009年Q1から四半期売上を伸ばし続けていたが、6年ぶりに四半期売上が前四半期売上を下回った。しかし、Cadenceは自社の業績が2015会計年度も順調に推移するとみており、年間売上は前年比増を達成すると予測。今後2年間で4.5億ドルの自社株買い戻しを計画している。
CadenceはこのQ1において新型の配置配線ツール「Innovus」や「Cynthesizer」と「CtoS」を統合した新型高位合成ツール「Stratus」を発表している。
Cadenceは、来期2015年Q2の売上額を4億1000-2000万ドルと予測している。