2015年5月12日、Alteraは同社のFPGA専用設計ツール「Quartus II」の新エンジンを発表した。
発表によるとAlteraは、「Quartus II」用に「Spectra-Q(スペクトラ・キュー)」と呼ぶ新たなエンジンを開発。このエンジンを用いることでデザインのコンパイル時間を大幅に短縮させたほか、デザインの部分的な変更に対応するインクリメンタルなコンパイル機能をサポート。更にはCまたはC++からの高位合成機能もサポートした。
また、同エンジンをベースにアーキテクチャ探索やインタフェースの割り当てに利用するツールとして「BluePrint」呼ぶ新ツールも開発し、開発環境を大きく充実させた。
これらAlteraの新たな設計環境に関しては、別途取材の上、詳細をレポートします。