2015年4月23日、Xilinxは2015会計年度第4四半期(2015年1-3月)決算を報告した。
Xilinxの2015会計年度Q4の売上は、前年同時期比約8%減、前期Q3比約4%減の5億6700万ドル。営業利益は前年比17%減の1億5900万ドルだった。四半期ごとの売上額で見ると4四半期連続で売上減となった。(※GAAP基準による会計結果)
2015会計年度(14年4月-15年3月)の売上合計は23億8000万ドルで前年とほぼ同等。純利益は前年比3%増の6億4800万ドルだった。なお、2015会計年度の粗利率は過去最高の70%を記録した。
Q4売上を市場別に見ると、通信およびデータセンター向けの売上比率が昨年同時期よりも10%下がった。製品別では新製品カテゴリ(Virtex® UltraScale™, Kintex® UltraScale, Virtex-7, Kintex7, Artix®-7, Zynq®-7000, Virtex6, Spartan®6)の売上比率が更に伸び49%となった。Xilinxによると28nm製品の年間売上額は5億8000万ドルに達した。
Xilinxは、次期2016年Q1(15年4-6月)の売上は更に減少すると予測をしている。