2015年4月21日、ARMは、2015会計年度第1四半期(2015年1-3月)の売上を報告した。
ARMの2015年Q1の売上は、前年比約14%増、前期比約2.7%減の3億4820万ドル、税引き前の純利益は前年比約24%増の約1億8440万ドルだった。
ARMのQ1売上の内訳を見ると、フィジカルIPライセンスとプロセッサ・ロイヤリティの売上がともに前年比約31%増と大きく伸びた。プロセッサ・ライセンスの売上は前年比2%減だった。フィジカルIPのロイヤリティの売上には初めてFinFETプロセス向けの売上が計上された。
このQ1で獲得したプロセッサ・ライセンスの契約数は30件、この中には最新のARMv8-Aアーキテクチャ・ベースのプロセッサ、GPU Maliのライセンス契約がそれぞれ4件含まれている。ライセンス内訳は下記の表の通り。
※画像はARM発表資料より抜粋
2015年Q1で出荷されたARM搭載チップの総数は約38億個で前年よりも約31%増えた。
※画像はARM発表資料より抜粋