2015年2月11日、ARMは、2014会計年度第4四半期(2014年10-12月)の売上を報告した。
ARMの2014年Q4の売上は、前年比約18%増、前期比約11.7%増の3億5760万ドルで前Q3に続いて四半期売上記録を更新した。税引き前の純利益は前年比約25%増の約1億8820万ドルだった。
ARMの2014会計年度の売上合計は前年比16%増の12億2900万ドルで過去最高。税引き前の純利益の合計は前年比13%増の6億5100万ドルとなっている。
ARMのQ4売上の内訳を見ると、プロセッサ・ライセンスの売上が前年比約30%増の1億3950万ドルと大きく伸びた。プロセッサ・ロイヤリティの売上も好調で前年比16%増の1億5070万ドルだった。
プロセッサ・ライセンスの契約数はこのQ4で計53件。最も多かったのはCortex-Mプロセッサのライセンスで23件、9件は最新のARMv8-Aアーキテクチャ・ベースのプロセッサ、GPU Maliのライセンス契約も10件と好調だった。
ライセンス内訳は下記の表の通り。
※画像はARM発表資料より抜粋
2014年Q4で出荷されたARM搭載チップの総数は約35億個で前年よりも約20%増えた。
※画像はARM発表資料より抜粋