2015年1月21日、Xilinxは2015会計年度第3四半期(2015年10-12月)決算を報告した。
Xilinxの2015会計年度Q3の売上は、前年同時期比1%増、前期Q1比2%減の5億9400万ドル。営業利益は前年比5%減の1億9000万ドルだった。売上額は昨年10月時点の同社の目標値を下回り、3四半期連続で売上が減少する形となった。(※GAAP基準による会計結果)
XilinxのCEOはQ3に28nm製品の売上が大幅に回復すると予測していたが、実際にQ3売上における28nm製品の売上はQ2比20%増の1億5000万ドルに達した。しかし新製品カテゴリ(Virtex® UltraScale™, Kintex® UltraScale, Virtex-7, Kintex7, Artix®-7, Zynq®-7000, Virtex6, Spartan®6 products)という括りで見ると売上全体に占める割合は43%でQ2と大きな違いはない。
Xilinxは、次期2015年Q4(15年1-3月)の売上を今期実績の2%-6%減と予測をしている。